素材図鑑:無垢材・リネン・陶器の選び方と経年変化
ジャパンディの部屋でよく使う素材は、無垢材、リネン、陶器の3つです。これらに共通しているのは、使うほどに変化し、その変化が味になることです。この記事では、3つの素材それぞれの特性と、選ぶときに気をつけていることを書きます。
無垢材:種類と経年変化
無垢材とは、合板や集成材ではなく、木を丸ごと使った材料のことです。ジャパンディの部屋でよく使われるのは、ウォールナット、オーク、チェリーの3種類です。ウォールナットは深い茶色で重厚感があり、オークは明るい木目で空間を広く見せます。チェリーは使い込むほどに赤みが増し、経年変化が楽しめます。
無垢材の家具を選ぶ際は、表面の仕上げを確認します。オイル仕上げとウレタン塗装では、手触りと経年変化の仕方が異なります。オイル仕上げは木の質感が直接感じられますが、定期的なオイルメンテナンスが必要です。ウレタン塗装は手入れが楽ですが、表面に膜があるため木の質感が少し遠くなります。
リネン:産地と特性
リネンはフラックスという植物の茎から作られる繊維です。綿より丈夫で、洗うほどに柔らかくなります。吸湿性が高く、夏は涼しく冬は温かいという特性があります。ジャパンディの部屋では、カーテン、クッションカバー、テーブルクロスなどに使われます。
リネンを選ぶ際は、生地の密度と色を確認します。密度が高いほど遮光性が増し、低いほど光の透け感が出ます。色はオフホワイトやナチュラルベージュが、ジャパンディの部屋に合いやすいです。洗濯を繰り返すことで少し縮むため、購入時は少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
陶器:産地と手入れ
陶器は土を焼いて作られた器です。磁器より厚みがあり、土の質感が残ります。日本各地に産地があり、益子焼、笠間焼、信楽焼など、それぞれ土の色や質感が異なります。ジャパンディの部屋では、マグ、小皿、花器などに使われます。
陶器の手入れで気をつけることは、急激な温度変化を避けることと、長時間水に浸けないことです。電子レンジや食洗機が使えるかどうかは、購入時に確認します。使い込むほどに貫入(表面の細かいひび)が入り、それが陶器の表情になります。
素材を選ぶとき、スペックより先に手で触れることをおすすめします。写真では分からない重さ、温度、質感が、選択の決め手になることが多いです。